クルマの作り方⑧

試行錯誤してできた試作車は大事に扱わなければならないのです。

数台しか作らない上やたらと高いw

某車種はボディだけで億のコストがかかってます。

この試作車を使いあれやこれやテストしていくわけですが

試験項目が半端なくあります。

クルマに搭載された全機能の耐久性テスト

ドアの開閉テスト

走行耐久テスト

破壊テスト

衝突テスト

などなど

しかも各国によって希望要件がちがいます。

日本のクルマの一生は1010万キロを1つの目安にしておりますが他の国は車種によっては500万キロとかを補償要件に出してきます。

夏は高温多湿、冬はからっからでクッソ寒い日本の環境を加味して作られる日本車は諸外国では評判が良いのです。

開発は数字が命。

加速度

歪み

負荷荷重

なんかを色々な試験機を駆使して測定し解析する。

その繰り返しです。

ひたすらひたすらじみーに時間がかかる開発車両テスト。

試験設備も限りがあり車両1台を10位の部署で共有しているので、ここでも横の繋がりの連携が悪く

トラブル続きですww

車両発売日が決まっているので試作車の完成が予定よりズレ込むと自ずと車両テストの時間が少なくなり皆様鬼の形相でございますww

卓上で出たテストデータを100としてしまうので困りものです。

書くとキリが無くなるしダメ出しにしかならないのでやめておきますがww

2割の人達で8割の人達を説得させるって結構至難の技ですよw